恋愛の変なリクツ2

■恋したときの遠近法。

恋におちたり、ふられたり。誰かを好きになると、いいことばかりじゃなかったりする。素敵な出来事は、あっというまに時間がすぎて。ヤなことはやたらインパクトがあったりして、ずっと心にひっかかったり。ほどよくバランスがとれればいいものの、胸に漬物石がのっかったように、重苦しさに悩まされたりもする。ならまだしも、死んでしまいたいぐらい、つらーい日々をおくったりすると、ほんと困る。たまらなく弱る。

客観的に分析させてもらうと、そういうときって、決断できてない自分がいるわけですね。好きって告白できない自分。相手に惑わされる自分。別 れてもひきずったままの自分。次にすすめない自分。うまく感情をコントロールできなくて、もがいている。決断する、ようは割り切るなり、ふっきるなりしてしまえば、どうってこたあないのですが、それができなくて切ない。そこで、です。とある方法。自分ではどうしよもうないとき、試してみてください。「遠望」「博打」「着眼」「逆転」「背水」の5つ。主に恋愛感情をコントロールする仕組みです。

まずは「遠望」。人間って不思議なもんで、いつもの環境でまったく新しい心境になるのって、むずかしい。頭だけスイッチするのは、至難のワザ。で、できないときは具体的に場所を変える。できれば遠いところ。行ったことのないところ。知りあいがいないところ。免許がある人は、自分でアクセルを踏んで行く。自分で進んでいるって感覚が大事。けっこうスケールが大きい観光名所が、いい。理屈抜きにすごい風景がオススメ。そこで、ぼーっとしてみる。現実と住んでる場所から遠ざかってみて、何を考えているか、誰のことを思っているか。普段はっきりしなかったことも、遠望することでわかったりする。

人間は思うほど 器用じゃなくて、想像よりも弱く、複雑です。具体的に場所を変えないと、新しい気持ちにはなれないってのが持論です。遠く離れてみることで、自分の感覚を客観的にのぞきこむ。一時的にひとりぼっちになることで、大切なものがわかったりする。ただ、それで必ず乗り越えられるわけではありません。あくまでもでスイッチのきっかけ。その先は、帰り道で考える。行きとは違う道のりで、帰ってきてください。ま、ロングドライブで終わっても、気分的にスッキリします。そこまで行ったんだから…と、努力賞的に意外とあっさり決断できたりもします。ちなみにHOORAYS一本目を書いたのは、本州最南端の海。ここから500km以上離れた、とある灯台の下でした。残り4つの方法は、いずれ、またどこかで。

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