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プロデューサーH [8/11 17:0]
富山県富山市トヤマグ。このまちは天下の薬箱。
さて、活性化の話。タウンボイスに高知県高松市丸亀町商店街について書かれていました。某局の番組で特集したのだとか。私は昨年1回、今年1回「自費」で現地を見ました。イメージ通りのすばらしさと、イメージ先行の情報がありました。マスコミの報道でしか、丸亀町商店街について知ることができない皆さんに、少しご紹介しましょう。前提として、ひとつ。丸亀町商店街の事例で、富山市中心市街地が真似できることは、ほとんどないでしょう。そして、予備知識。中心市街地活性化基本計画は、丸亀町商店街をモデルにつくられています。なぜ、高松市が二号認定なのか、不思議ですよね。
1)まずは再開発
再揮発第一号として、一番館が完成し、視察や取材の対象になっています。1階にはヴィトンも入店。そして、この再開発方式「定期借地権制度」が注目されました。とても理想的な土地の使い方です。ただ、クリアすべき問題もたくさんあり、定期借地権制度を利用するから成功すると誤解も与えるかもしれません。中央通りでも定期借地権制度での開発と一部言われていました。じつは丸亀町商店街の再開発は、8ブロックのエリアごとに再開発がわかれています。定期借地権制度で進むのは、残り2カ所。あとの5ブロックは、通常のマンション開発やファザード整備と聞いています。丸亀町でさえ、すべてのエリアで進まないのですから、他県は制度だけを活用しても、地権者の理解は必ずしも得られないでしょう。制度の一人歩きは、やはり禁物です。
2)つぎにICカード
全国に先駆けて琴平電鉄「ことでん」がイルかカードを導入。約10万人の会員でアクティブユーザーが5万人との情報もあります。5万人がICカードで電車を利用していると思ってください。では、昨年から導入されたポイント付きICカードで、丸亀町商店街お買物している人は…となると数千人規模のようです。公共交通の支払いは利用するが、どれだけポイントがたまっても、商店街での利用にはなかなかつながらないのですね。丸亀町商店街側にしても、このICカード事業には距離をとっているように見えました。まだ、ポイント確認するシステムや、チャージ機の数などクリアすべき点もあります。
3)つぎにエリアマネジメント
丸亀町商店街は、高松中央商店街の主要商店街です。8つの商店街が集まって中央商店街と呼ばれています。すべての規模は、富山の三商店街の4倍ぐらいだと思ってください。とても大きな商店街です。とにかくお店がたくさあります。さほど空き店舗もありません。丸亀町商店街が他を牽引しているポジションではありますが、他の商店街をリードしているとは言い切れないと思います。丸亀町の露出は多く、隣接する他の商店街は距離をおいているように見えます。合同事業が少なく感じます。エリアマネジメントとしては、これからの事業なんでしょう。
4)そして財源となる駐車場
さまざなま補助事業が実現するのは、丸亀町商店街に事業費の2分の1の財源を確保できる事業を行っているからです。駐車場運営です。たしか4つぐらいの駐車場を経営しているはです。年数億円の収入があり、億単位の補助事業の2分の1を自己負担できる体力があるすばらしい商店街です。これは、富山には真似できません。真似すべきは、10数年前に、駐車場なり何なりの収益を持てるような事業をしておくべきだったのでしょう。
5)そしてモチベエーション
私は、丸亀町商店街のある中心人物にお会いすることができました。いろいろお話しできる機会に、聞いたのですね。驚いたのは、核となるメンバーの人数。4人だそうです。この4人のリーダーシップと実行力と責任能力が、全国の商店街と違うところなのかもしれません。リスクも大きいです。おそらくあれだけの事業を展開すれば、それなりの借入金もついてまわります。TMO以外の、独自のまちづくり会社を経営しているわけですから、責任もはっきりしています。また、商店街の打合せがはじまるのは、いつも深夜1時からだとか。仕事が終わって…それからどころか、夜中で会議が白熱するのだとか。あれだけの事業規模、あれだけの組合員をまとめるのですから、中途半端な計画や発言はできない緊張感もあるのでしょう。
…と、いう感じです。私が感じた限りで、この丸亀町商店街を真似しようとか、見習おうなんて、思わないほうがいいと思うぐらいに、努力されています。そのまま富山にもってこれるビジネスモデルがあるか、と訪ねられば?です。
尊敬すべき点は多々ある丸亀町商店街。真似できるなんて安易におもっちゃいけない丸亀町商店街。身の丈にあったことから、はじめるべきですし、地域差は必ずあります。富山市中心商店街のすべきこと…なんでしょうね。
各商店街の一致団結は、世代交代がないと無理です。無理を現実として捉えて考えないと、いつまでも達成しない夢物語まちづくりばかりになってしまうかもしれません。消費者の皆さんも、ぜひ中心市街地活性化基本計画を読みましょう。がんばろう!とか、かっこいい!とか、アイデアレベルで活性化できる状態では、ありません。訓練が必要なのですね。その訓練の前提で、私は法律を読みましょうと言っています。法律が変わったのです。丸亀町を手本とし、法律が変わったのです。
600万人の通行量より
600万回の検索を。
それが情報の中心市街地を目指す、
センターリングの発想。
●フロムシリーズへのご質問は
info@hoorays.jp
もしくは
タウンボイスの「フロムトヤマグ専用スレ」まで
●プロデューサーHプロフィールは
http://hoorays.jp/keihasegawa/index.html
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